加藤 裕子さん 「グッドホーム麦畑長吉」

人間関係のこじれは皆無の職場環境

介護士になって7年。麦畑で働くようになったのは、家の近くで良い施設はないかと調べていた際に、ご縁があって目に留まったのがきっかけ。面接に伺い、採用いただいて、ちょうど2年が経ちました。介護職は、職場の人間関係が理由で辞めていく方が多いと聞きますが、わからないこと、不安なことがあっても周りの先輩たちが丁寧に教えてくれるし、他愛もないプライベートの会話も普通にできる環境にあるので人間関係でギクシャクすることはここでは皆無と言ってもよいと思います。そして上司の方に対して要望や意見が通りやすいところも雰囲気を良くしている大きな要因のひとつ。だから2年間、転職を考えることもなく毎日楽しく仕事に打ち込めているのだと思います。

 

できることは奪わずに利用者さんのサポートが私たちの仕事

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介護の仕事は、人対人の仕事なので気の合う利用者さんもいれば、そうではない利用者さんがいるのも事実。全ての方に同じように寄り添う気持ちで接してはいるのですが、自分の気持ちが入ってしまう利用者さんがいると仕事に来るのが楽しくなり、気持ちに余裕が出てきます。利用者さんと仲良くなるのはとても良いことですが、頑張ることは運動能力の低下を妨げる原因にもなるので必要以上に甘やかさないように心がけています。ボタンを留めるのが苦手な人にはひとつだけでもいいから自分で留めてもらう、立つのが嫌な人は少しだけでも腰を浮かしてもらうなど、なんとか促して、できることを奪ってしまわないように接するようにしています。

 

介護士としての仕事の向き合い方

私は主人も介護職として働いていて、主人は尊敬できる介護士の大先輩でもあります。だから、何かあった時に、「えっ、あれが奥さん?」みたいに主人が恥ずかしい目に遭わないように、介護士としてしっかり仕事と向き合わないといけないと常々考えています。どんな仕事でも同じかと思いますが、介護職の仕事と向き合っていく上で難しい局面はあります。たとえば認知症があるとわかっていても暴言が出たり、うまくコミュニケーションが取れない利用者さんと接している時に辛いと感じる場面は結構あります。一方で、そのような方でもふとした時に心から「ありがとう」とおっしゃってくださったり、満面の笑顔を見せてくれたり、利用者さんから喜びをいただく場面もたくさんあります。決まりきった作業に対処するのではなく、いろんな場面に出くわすこともこの介護職の魅力ではないかと思います。